―bloodthirsty butchers
 ブラッドサースティ・ブッチャーズ

吉村秀樹 HIDEKI YOSHIMURA (vocal/guitar)
射守矢雄 TAKESHI IMORIYA (bass)
小松正宏 MASAHIRO KOMATSU (drum)
田渕ひさ子 HISAKO TABUCHI(guitar)

―プロフィール

1987年 吉村秀樹(vocal/guitar)、射守矢雄(bass)、佐野紀代己(drum)の3名により札幌にて結成。

1989年 コンピレーションアルバム「STRAIGHT AHEAD 2」(CAPTAIN RECORDS)参加と前後して佐野紀代巳が脱退。
同年、小松正宏(drum)が加入。

1990年 1stアルバム「BLOODTHIRSTY BUTCHERS」(SKIN POP RECORDS)リリース。

1991年 7インチシングル「KARASU」(SKIN POP RECORDS)リリースFUGAZIの来日公演での共演をきっかけに上京。

1992年 コンピレーションアルバム「TVVA」(LESS THAN TV)「RED ZONE DISC」(NUTMEG)に参加。

1993年 来日したROCKET FROM THE CRYPTと共演。7インチシングル「ROOM」(TIME BOMB)リリース2ndアルバム「i'm standing nowhere」(R.B.F.INTERNATIONAL)リリース。アメリカ西海岸でのツアー(RADIO LIVE2回を含む計10回)を行う。

1994年 来日したSTEEL POLE BATH TUBと共演。COPASS GRINDERZとのスプリット7インチシングル(K)、ROCKET FROM THE CRYPTとのダブル・7インチシングル「SPLIT DOUBLE」(BACTERIA SOUR)リリース。2度目のアメリカ・ツアーにあわせ、オリンピアで行われたYO YO A GO GO Fes.に参加、同Fes.に参加していたBECKから、来日公演での共演を要請され、その渡米時にサンフランシスコでレコーディングされた、初のメジャーアルバム「LUKEWARM WIND」(TOY'S FACTORY)を同年リリース。リリースに合わせ初の全国ツアーを行う。

1995年 コンピレーションアルバム「SANTA V.A.」(LESS THAN TV)に参加。

1996年 94年に参加したYO YO A GO GO Fes.のV.A/ライブ・アルバム「VA / YOYO A GO GO」がリリース。キングレコード内に設立されたオルタネイティブ・レーベルPaw! labelからリリースされたコンピレーションアルバム「シンデレラV.A」に参加。本作品では吉村秀樹がサウンド・プロデューサーとしても参加する。同年、約2年ぶりのフルアルバム「kocorono」をリリース。

1997年 foulとの「split CD」(LessThanTV)リリース。アメリカ・オリンピアでのイベントYO YO A GO GO Fes.に2度目の参加。ブッチャーズ独自の3か月連続の企画LIVEシリーズ「日本三景」を新宿ロフトで行うSeagull Screaming Kiss Her kiss Her、eastern youth、EL-MALO、片寄明人(GREAT3)が参加。

1998年 国内のイベントに多数参加。主な共演者(PEAL OUT、DIG A HOLE、PEAL OUT、TOMOVSKY、ロリータ18号、ズボンズ、 COPASS GRINDERS、NAHT、COWPERS、SEETBELLY、FREAKDOWN、BLUETIP、KEROSEN454、GREAT3、 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ASH etc...)

1999年 ミニアルバム『△(sankaku)』のリリースを皮切りに、HMV企画シングル「DRIWING」、 TOWER RECORDS企画シングル「ファウスト」、ブッチャーズ初のトリビュート・アルバム「We Love butchers」のインディ盤、メジャー盤のWリリース、という企画盤のリリースを経て、マキシ・シングル「△(サンカク)」(UNIVERSAL VICTOR)3年ぶりのフルアルバム「未完成」(UNIVERSAL VICTOR)をリリース。ブッチャーズ始まって以来のリリース・ラッシュの年となる。また、北海道で行われた「RISING SUN ROCK FESTIⅤAL」、アルバム発売ツアー「未完成でいいのだ」ツアー、NUMBER GIRLとのスプリット・ツアー「Harakirikocorono」、年末にはFLAMING LIPSと共演するなどLIVE面でのブッチャーズの評価が高まる。

2000年 前年のライブの評価を受けてライブラッシュの一年となる。eastern youthも参加した「simple X」を皮切りに、Hi-STANDARDとの10年ぶりの共演、RAGE AGAINST THE MACHINEからの指名による共演、「FUJI ROCK FESTIVAL'00」「極東最前線30」(コンピレーションアルバム「極東最前線」に参加)「AIR JAM 2000」など夏のイベントラッシュを経て、昨年に引き続きNUMBER GIRLとの「Harakirikocorono TOUR」を行う。

2001年 映画「けものがれ、俺らの猿と」(原作・町田康、監督・須永秀明、主演・永瀬正敏)のサントラに「燃える、想い」で参加(5/30リリース)。7/18に東芝EMI移籍第一弾シングル「nagisanite」リリース。8/22にアルバム「yamane」リリース。全国12カ所に及ぶツアー「R-3 #yamane Tour 01」を行う。10/17にシングル「happy end」リリース。3年目となるNUMBER GIRLとの「Harakirikocorono TOUR」を行う。

2002年 自らの主催イベント「official bootleg」をスタート。同イベントにて54-71と共に全国5ヶ所のツアーを行う。コンピレーション・アルバム「WE HAD BEEN THERE~A tribute to Beyonds~」に参加。 同じくコンピレーションアルバム「BEAT OFFENDERS “A TRIBUTE TO THE COLLECTORS”」に吉村秀樹がソロで参加。

2003年 1/29アルバム「荒野ニオケルbloodthirsty butchers」リリース。 田渕ひさ子をゲストに迎え、ツアー「half spring→half summerを抜けて」を行う。同ツアー中の2/13、田渕ひさ子が加入。「FUJI ROCK FESTIVAL'03」や「RISING SUN ROCK FESTIⅤAL」などの野外イベントに出演。9月、初となるライブアルバム「green on red」、ベストアルバム「blue on red」をリリース。

2004年 田渕ひさ子加入後初となるオリジナルアルバム「birdy」を リリース。5月からは全国7大都市ツアーを廻る「birdy tour」を行う。更に10月~11月には、the band apartとのWネームツアー「official bootleg vol.004 & Smooth like butter tour」を行なう。念願の+/-{PLUS/MINUS}とmock orangeを日本に呼び、日本全国を縦断。最終日…渋谷DUOはソールドアウトと大盛況に終わった。「birdy」が台湾でもリリースされる。

2005年 約1年振りのフルアルバム「banging the drum」をリリース。そして、4月20日にはN.Yの+/-{PLUS/MINUS}とのRespective Cover Album「bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}」をリリース。5月下旬~6月には全国10箇所を廻る「tour 05 bunging the drum」を行なう。9月には自主企画「official bootleg vol.006」にてIan MacKaye(FUGAZI)とAmy Farina(ex Warmers)と2人からなるthe evensと共演をする。11月には、初のアジア(台湾)にて+/-{PLUS/MINUS}とライブを行う。CD&Tシャツ共にソールドアウトとなる程の好評のライブとなった。更に11月~12月には、昨年から2回目となるthe band apartとのWネームツアー「official bootleg vol.007 & Smooth like butter tour」を行なう。昨年同様に、the band apart、+/-{PLUS/MINUS}、mock orangeの4バンドでツアーを行う。年末には、「banging the drum」N.Yの+/-{PLUS/MINUS}とのRespective Cover Album「bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}」の2作が台湾でもリリースされる。

2006年 数々の国内イベントに出演し多数のアーティストと共演する。主な共演者…+/-{PLUS/MINUS} 、ARAB STRAP、dirty three、浅野忠信、奈良美智、eastern youth 、怒髪天、SLANG、Discharming Man、Naht、GOD'S GUTS、VOLUME DEALERS、BEYONDS、ROCK'N'ROLL GYPSIES、MO'SOME TONEBENDER、MOST、KIRIHITO、PANICSMILE、BEAT CRUSADERS、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、MARS EURYHMICS、TOE、HIGH VOLTAGE、Reo Yokomizo & Neon Group、moools、OGRE YOU ASSHOLE…7月…「banging the drum」ジャケットを手掛けた奈良美智氏の展示会「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」のオープニングイベント「A-Nightで行こう!」に出演。奈良美智氏とも共演。8月…久しぶりの夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006」に出演。12月…+/-{PLUS/MINUS}と3度目の日本ライブを行う。そして、ライブと平行して新たなアルバムを制作し続ける。ライブ活動以外も“少年ナイフ”、“ウルトラマン”のトリビュート2作品に参加。

2007年 結成20年目を迎える。20年目の節目に、自主レーベル“391tone”を立ち上げる。2月…奈良美智氏のドキュメンタリー映画「~NARA:奈良美智と旅の記録~」公開。挿入歌として、「rat music rat people」「サンザン」「no future」「B2」が起用される。遂に…2005年リリースのN.Yの+/-{PLUS/MINUS}とのRespective Cover Album「bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}」がU.S.A teen beet(レーベル) よりリリース!!日本盤に+/-{PLUS/MINUS}がカバー曲を1曲追加し、+/-{PLUS/MINUS}メンバーによるリマスタリング&ライブ 映像を加えた新たなモノとなる。5月…約2年振りになるアルバム「ギタリストを殺さないで」を…自主レーベルよりリリース!!6月、久々の全国ワンマンツアーを行う。2月20日を皮切りに不定期に20th記念として、20日にライブを行う。 10月20日~12月20日まで、20th~21stへのツアーを行う。

2008年 自主企画official bootleg を企画・実行しながら、日本国内、北海道 RISING SUN ROCK FES~久しぶりの沖縄まで沢山のイベント等に参加。海外では、台北、高雄のツアーを行う。主な共演者(envy、Discharming Man、BEAT CRUSADERS、the band apart、+/-{PLUS/MINUS}、moools、nhnbase、MARS EURYTHMICS、BRAHMAN、YOLZ IN THE SKY、miscorner/c+llooqtortion、kamomekamome、Naht 、mass of the fermenting dregs 、原爆オナニーズ、曽我部恵一、toe、toddle、Dancebeach、nemo…and more)

2009年 ライブをコンスタントに行いながら、昨年に引き続き、曲創り、レコーディングを平行して行う。約2年という歳月をかけて新作を完成させる。また、年末には少年ナイフとの初の合同ツアー「SPACE bootleg XユMAS TOUR 2009」を行う。

2010年 自主企画「official bootleg 」も20回目を迎え、ソールドアウトと更なる注目を集める。3月には、約3年振りとなるアルバム「NO ALBUM 無題」をリリース。同時に、約13年前にリリースした「kocorono」に現在では入手困難になっている「1月」を加えた「kocorono完全盤」をリリース(3/10)。5月からは、新譜リリースツアー「無題ナノダ」と題して、東名阪ツアーを行う。東名阪のツアーが好評に終わり、ツアー第2弾「無題ナノナノダ」と題して、いわき、仙台、福岡、岡山、沖縄と行う。そのまま、夏フェス「FUJI ROCK FESTIVAL '10」「RISING SUN ROCK FESTIVAL'2010 in EZO」に出演。2010年の夏は、台湾の高雄、台北の2公演で締めくくった。ここ数年の中では、一番充実したライブ三昧であった。

―DISCOGRAPHY

1989
コンピレーション・アルバム「STRAIGHT AHEAD 2」
1990
「BLOODTHIRSTY BUTCHERS」
1991
「KARASU」
1992
コンピレーション・アルバム「TVVA 」
コンピレーション・アルバム「RED ZONE DISC」
1993
「ROOM 」
「I’m standing nowhere」
1994
スプリット「bloodthirsty butchers & COPASS GRINDERZ」
スプリット「ROCKET FROM THE CRYPT & bloodthirsty butchers」
「LUKEWARM WIND」
1995
コンピレーション・アルバム「SANTA V.A.」
1996
コンピレーション・アルバム「YOYO A GO GO」
コンピレーション・アルバム「Cinderella V.A」
「kocorono」
1997
スプリット「BLOODTHIRSTY BUTCHERS & foul 」
1999
「△」SANKAKU
DRIWING
ファウスト
トリビュートアルバム「We Love butchers」 ZK&LessThanTV version
トリビュートアルバム「We Love butchers」 UNIVERSAL VICTOR version
「△」サンカク
「未完成」
2001
「nagisanite」
「yamane」
「happy end」
2002
「WE HAD BEEN THERE A tribute to Beyouds / V.A」
2003
「荒野ニオケルbloodthirsty butchers」
「green on red」
「blue on red」
2004
「birdy」
2005
「banging the drum」
スプリット「bloodthirsty butchers VS +/-{PLUS/MINUS}」
2007
「ギタリストを殺さないで」
2010
「NO ALBUM 無題 」
「kocorono完全盤」